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予防歯科
歯周病治療
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美しさと健康を
いつまでも保つ
予防歯科
京都祇園・河原町の歯医者「奥野歯科 祇園縄手診療所」では、本来の美しく健康的な状態や治療後の良い状態を長く維持するため、予防歯科に力を入れています。
当院には、審美歯科や矯正歯科治療により「より美しくなりたい」という患者さまがたくさんいらっしゃいます。しかし、治療を行っただけでは、美しく健康な状態を長く維持できません。美と健康を長く保つためには、治療後もメインテナンスや歯のクリーニングを定期的に行うことが大切です。いつまでも美しく健康的なお口でいるためにも、定期的に当院までお越しください。
スキル研鑽に努め
自信ある予防歯科
京都祇園・河原町の「奥野歯科 祇園縄手診療所」では、保険診療でも45分の時間を取り、丁寧にきれいにする歯医者です。
予防歯科では、歯と歯の間などお口の隅々まで汚れをしっかり除去するため、処置によっては痛みが伴うかもしれません。当院では丁寧に処置してできる限り痛みを抑え、患者さまにリラックスして心地良く予防処置を受けていただけるように心がけています。こうした取り組みもあり、多くの患者さまにリピートしていただいています。
また、予防処置を行う歯科衛生士はベテランが多く在籍し、新人衛生士への指導体制が確立。「患者さまのお口を美しく健康な状態にする」ことをスローガンにし、予防処置スキルの向上に努めています。衛生士たちは、万が一の汚れの取り逃しも起こさない、という心構えで予防処置と向き合っています。
このように、当院では予防歯科に強いこだわりがあります。予防に自信を持っているので、ぜひご来院ください。
歯を手間なく
しっかりきれいにする
エアフロー
エアフローは専用のパウダーをジェット水流で歯に吹き付け、歯をきれいにするクリーニングです(保険適応外)。ジェットクリーニングとも呼ばれます。
保険適用の歯のクリーニングは、超音波スケーラーなどを用いて治療の一環として行う処置です。治療の目的は、病気の原因である細菌の塊を取り除くことです。治療であるため、保険の歯のクリーニングでは2回以上の通院が必要になることも少なくありません。
一方、エアフローは予防目的や審美目的で行う処置です。微粒子パウダーとジェット水流により、プラークはもちろん茶渋やタバコのヤニなどの着色汚れも落とせます。さらに、歯と歯の間、矯正装置のすき間などに付着した細かな汚れも、エアフローならば効果的にクリーニング可能です。
手間をかけずに、歯を徹底的に美しく健康的にするなら、エアフローがおすすめです。
予防歯科メニュー
ブラッシング指導
患者さまそれぞれのお口の状況に合わせて、適切なブラッシング方法を指導します。ブラッシングの癖や、磨きにくい部分、歯や歯ぐきへの歯ブラシのあて方・動かし方をアドバイス。歯ブラシやフロスなど、患者さまに合ったデンタルケアグッズの選び方もアドバイスします。
PMTC
予防のプロである歯科衛生士が専用器具を用いて行う歯のクリーニングです。セルフケアでは磨き残しが生じやすい、歯と歯の間、歯と歯ぐきの溝(歯周ポケット)などに付着した歯石やプラークを徹底的に除去。フッ素配合のペーストでピカピカに磨いて仕上げます。
お口の中の細菌を減らすので、処置後はお口に爽快感が生まれます。軽度の着色を取り除いたり、口臭を予防したりする効果もあります。
フッ素塗布
歯の再石灰化を促すフッ素を歯の表面に直接塗ります。虫歯菌の出す酸に対する抵抗力を高め、強い歯をつくります。ごく初期の虫歯であれば、フッ素塗布によって治癒が期待できるケースもあります。定期的な塗布は、大人の歯にも効果的です。
京都市歯周疾患
予防検診事業の
指定医療機関
京都市では、歯周疾患予防検診事業を行っています。歯周病は歯を失う原因として最も多い病気です。大切な歯を残すためには、歯周病を予防・早期発見することがとても大切です。
歯周疾患予防検診事業では、京都市内の指定医療機関にて、歯周病検診やその結果に基づいたブラッシング指導を行います。少ない費用で通常よりも気軽に歯周病検査を受けられるので、この機会にお越しください。
日本歯周病学会
認定医が行う
精密な歯周病治療
当院の院長は、日本歯周病学会認定医です。歯周病について専門的に学び、日々研鑽を積んでいます。
歯周病は進行状態に合わせ、適切な処置をしなければ改善が難しい病気です。当院では、専門的な知識・技術そして豊富な経験を活かし、患者さま一人ひとりの歯周病の進行状態を見極めます。そしてそれに合わせ、適切な治療を行って歯周病改善へと導きます。治療の際には、拡大鏡を用いることで、細かな歯石も残さず取り除きます。
歯周外科治療や再生療法など専門性の高い治療も対応しています。他院にて抜歯と診断された方も、一度ご相談ください。
レーザーにより
負担が少なく効果的な
歯周病治療を実現
当院では、患者さまの身体的負担を軽減するため、さまざまな治療でレーザー治療器を使用しています。レーザーは痛みを感じさせずに切開できるため、麻酔が不要です。また高い殺菌効果があり、歯周病をはじめとしたさまざまな治療で効果的に使用できます。
全身の健康にも
悪影響を及ぼす
歯周病菌
近年の研究によって、命にもかかわる重篤な疾患の原因が歯周病菌であることが分かっています。
- 体内で炎症を起こしやすい性質を持ち、血管内で血栓をつくり、動脈硬化・心疾患・脳血管障害の原因となります。
- 誤嚥性肺炎の原因として高齢者の口腔ケアが重要であることが指摘されています。
- 免疫力の低下と関連があり、糖尿病とも深い関係があります。
- 妊婦が歯周病を発症していると、早産や低体重児出産のリスクが高まります。
歯周病の進行段階
歯肉炎
歯ぐきに軽く炎症が起きています。ブラッシング時に出血しやすくなります。
【歯周ポケットの深さ】3mm程度
軽度歯周炎
あごの骨が溶けはじめています。歯ぐきに腫れが生じ、ブラッシング時の出血だけでなく、冷たい水がしみたり、口臭が強くなったりします。
【歯周ポケットの深さ】4mm程度
中等度歯周炎
あごの骨が半分以上溶けています。歯を指で押すとグラグラし、歯ぐきの腫れや出血、歯が浮くような感じがします。口臭はさらに強くなっています。
【歯周ポケットの深さ】6mm程度
重度歯周炎
あごの骨の3分の2以上が溶け、歯のグラつきがひどくなっています。歯ぐきが下がり、歯が長く見え歯根が露出しています。歯と歯ぐきの境目から膿が出ていることも。口臭はよりきつくなり、このまま放置すると、最悪のケースでは歯が抜けます。
【歯周ポケットの深さ】8mm程度(非常に深い)
歯周病検査
歯周ポケット検査
ものさし状の器具(プローブ)を用い、歯周病の目安となる歯周ポケットの深さを調べます。
健康な状態では2mmほどですが、それ以上だと、歯周病が進行していると考えられます。
歯の揺度検査
指やピンセットなどで歯をつまんで動かし、歯の動揺度を調べます。グラグラする度合いが大きいほど、歯周病が進行しています。
レントゲン検査
レントゲン撮影であごの骨の状態を確認します。あごの骨密度から歯周病の進行度合いが分かります。
歯周病治療
ブラッシング指導
患者さま一人ひとりのお口の環境に合った、適切なブラッシング方法を指導します。主に、ごく初期の歯肉炎に有効です。
※ブラッシングは歯医者での治療と合わせて行うセルフケアとなるので、継続して指導を受ける必要があります。
スケーリング
「スケーラー」という器具を使い、普段のブラッシングでは取り除けない、歯に付着したプラークや歯石を除去します。比較的軽い歯周病に行います。
フラップ手術
(リグロス)
歯ぐきを切開してあごの骨からはがし、歯根を露出させ、内部に付着しているプラークや歯石を除去します。局所麻酔をして行う手術です。同時に、感染した歯肉組織もしっかり取り除きます。中等度以上の進行した歯周炎に対して行う外科的処置です。
ルートプレーニング
歯周ポケットの奥深くにこびり付いた汚れ、スケーリングで除去しきれなかったプラークや歯石を「キュレット」という器具を使用して除去します。スケーリング後のザラついた歯面をなめらかに仕上げますので、汚れの再付着を防げます。
歯周ポケット
掻爬(そうは)術
歯周ポケット内の歯石やプラーク、感染した組織や膿を除去します。局所麻酔を行うので、痛みはありません。軽度~中等度歯周炎に行う外科的処置です。
再生療法
GTR法
再生療法の一種で、溶かされたあごの骨(歯槽骨)や歯根膜(歯のクッションとなる膜)など、歯周組織を再生させます。歯周病治療で切開し、汚れを取り除いてできた空間に、特殊な膜「メンブレン」を挿入し歯周組織の再生を促します。メンブレンには、骨や歯根膜より再生が早い歯肉の侵入を防ぐ役割があります。
エムドゲイン法
GTR法と同様に、組織を再生させる治療法の一種。「エムドゲインゲル」という薬剤を歯根の表面に塗り、歯が生えるときと同じような状況をつくり出します。ここでも、歯肉の侵入を防ぎながら骨や歯根膜などの歯周組織の再生を促します。